慶應義塾大学医学部 血液内科

Division of Hematology Department of Internal Medicine Keio University School of Medicine

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教室紹介

私たちの目標と治療体制

私達の教室では、教室員が一丸となって患者様に「最良の医療」を提供することを目標としております。そのために日常診療に加えて、病態解明や新規治療法の開発のための研究にも力を注いでおります。

血液疾患はいわゆる「造血器腫瘍」といわれる急性・慢性白血病、骨髄異形成症候群、骨髄増殖性腫瘍、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫に加えて、再生不良性貧血、溶血性貧血、発作性夜間血色素尿症、特発性血小板減少性紫斑病(免疫学的血小板減少症)、キャッスルマン病、凝固異常症などの良性疾患も含まれ、多岐にわたります。これらの疾患に対しては近年の治療法の開発・進歩は目覚ましく、新規治療法を積極的に取り入れ、患者様がその恩恵を最大限に得られるよう診療を行っております。治療が奏効しない場合などにも造血幹細胞移植やその他の二次治療も適切なタイミングで実施できるような体制ができております。

外来では血液専門医が主治医となり診療にあたっております。外来では看護師・移植コーディネーターも必要に応じて関わることで包括的な医療が提供できるような体制を作っております。

病棟は2018年の新病院棟開業により、廊下を含めた病棟全体が高性能空調管理された防護環境(31床)が整備され、血液疾患の患者様の中で高度な免疫不全となる方をよりよい環境で治療することが可能となっております。そこでは造血幹細胞移植も年数多く行われており、我が国有数の造血幹細胞移植施設となっております。それ以外にも化学療法床も活用して、外来へ移行させるための初回治療などを数多く行っております。病棟診療では血液専門医・造血細胞移植認定医、看護師に加えて、歯科・口腔外科やリハビリテーション科など多くの領域の医師、移植コーディネーター、薬剤師、理学療法士、栄養士などが専門家としての力を思う存分発揮して、チーム治療により個々の患者様へ最良のケアを提供できる体制ができております。

血液内科の専攻を考えている先生方へ

当科での研修では多岐にわたる幅広い疾患が対象となるため、実臨床に基づいた血液疾患全般の勉強をしていただき、最短で血液専門医を取得いただけるように指導いたします。特に希少な疾患も症例が豊富であり、貴重な経験をしていただくことも可能です。連携病院も多数あり、大学病院とは異なる環境での研修も提供させていただきます。造血幹細胞移植も積極的に行っているため、自家・同種移植それぞれを移植認定医の指導の下、学んでいただき、移植医療にも精通していただけるようにしております。

研究面では造血幹細胞移植後の免疫再構築や感染症に関する研究、造血器腫瘍の病態解明のための研究を行い、また学内外の多くの研究機関と連携して、人的交流も持ちながら、血液疾患や造血幹細胞に関する最先端の研究も行っております。臨床の現場でうまれた疑問点・不明点を自分達の手で解明することが目指せる環境が準備されております。 ご興味がある先生方はいつでも門戸を叩いてください。