慶應義塾大学医学部 血液内科

Division of Hematology Department of Medicine Keio University School of Medicine

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教育 教育体制

 造血幹細胞移植チームと一般血液チームの2チームから構成されております。各チームには1人ずつチーフと呼ばれる経験豊富な血液内科専門医がチーム全体を統括しています。両チームの垣根はなく、チーム間のコミュニケーションを取り合って診療を進めており、特に移植を要する患者さんに迅速に移植を提供できる様に努めています。

 造血幹細胞移植チームは、現在6名で構成されており、2人1組の計3チームで診療を進めています。多発性骨髄腫や悪性リンパ腫に対する大量化学療法併用自家末梢血幹細胞移植や急性白血病を始めとした造血器腫瘍に対する同種造血幹細胞移植を行なっています。骨髄・末梢血・臍帯血の全てのドナーソースに対応可能です。また、移植経験豊富な医師から指導を受けることも大きな魅力です。

 一般血液チームは、現在4名で構成されています。造血器腫瘍に対する化学療法だけではなく、貧血や血小板減少、凝固異常などの良性疾患も経験します。緊急入院となる症例も豊富で、診断から治療までを経験することが可能です。また、他科と協力しながら診療に当たる疾患も多く、幅広い経験を積むことができます。

 研修医・専修医の皆様は、チームの一員として診療に当たって頂きます。血液疾患の診断・治療に触れることは勿論のこと、輸液・抗生剤・電解質などの医師として欠かすことができない部分を学ぶことができます。

 病棟では常に誰にでも気軽に質問することができ、一人で悩むことは全くありません。教育熱心な指導医(オーベン)ばかりですので心配無用です。

 また、専修医においては入院で出会う事が少ない疾患や退院後の外来でのフォローについても外来補助を通じて学ぶ事が可能です。

 血液内科全体のカンファレンスは毎週火曜日夕方に行なっています。新入院患者の治療方針の確認や入院患者さんの治療方針を全体でdiscussionします。ここで血液内科の基本的な考え方や最新の治療についてアップデートすることが可能です。

 是非慶應大学血液内科で一緒に研修しましょう!

血液内科 週間予定表

  月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
(2,4,5週)
午前 病棟業務 病棟業務 関連病院での外来*
(外勤)
7:30- 教授回診 骨髄採取術
(不定期)
病棟業務
午後 病棟業務 18:00- 入退院カンファレンス 関連病院での外来*
(外勤)
病棟業務 16:30- 多職種カンファレンス 抄読会・クルズス(不定期)

* 専修医の場合